病院に逆戻り(断酒29日目)
[昨日の薬]
・レグテクト(2錠×3:断酒補助薬)
・デパス(1-2錠:不安感を抑える安定剤)
・リーマス(2錠:気分の振幅を抑える安定剤)
-フルニトラゼパム(1錠:不安を和らげ眠りを持続させる薬)
昨日退院した。
自分にとっては一大事だが、周囲の対応はあっさりしたものだった。
そりゃそうだ。本来3か月のところを1か月でイチ抜けたするわけだから、しょうがない。
さて自宅に戻って1日、今は飲酒欲求はない。
コンビニで売っている酒には全く関心が湧かない。
テレビCM、車内広告も大丈夫。
ただ最近は、駅前や商店街におしゃれなワイン屋さんが増えたので、これにはグラッとくる。
生ガキにシャブリ、おしゃれで飲む分にはいいのではないか?いやいや、白ワインをチェーンで飲みだすとホントにヤバい。いかんいかん。
こんな感じである。
話は変わるが、このブログのタイトルは、のみすけ氏の7月4日のブログにある
『断酒とは、飲む人間が死んで、飲まない人間に生まれ変わることだ。』
最近の、酒への思い(断酒2年112日目) - 酒をやめてhappyになろう!
という言葉からインスピレーションをもらって決めた。
入院を控えて悶々としているタイミングで、毎日克明に断酒記録が綴られているブログを読ませてもらい「断酒ってできるもんなんだな。」と思えたのはのみすけ氏のおかげである。
ようやく、自分の意思で断酒する仲間に入ったわけだ。
とか思っていると、
ん?もらったクスリのなかにデパスがない。
デパスは、定時に必ず飲むクスリではないので、処方から漏れていたのだ。
これが向こう2週間必要ないというのは、まずあり得ない。
あわてて病院に電話し、追加で処方できるようお願いする。
というわけで、今から病院に行ってきます。
さすがに面倒だ。
↑入院せずに断酒成功されている方もたくさんいらっしゃいます。
明日退院します(入院28日目)
[本日のプログラム]
・入院中検査の総合判断
・レグテクト(2錠×3:断酒補助薬)
・デパス(1-2錠:不安感を抑える安定剤)
・リーマス(2錠:気分の振幅を抑える安定剤)
-フルニトラゼパム(1錠:不安を和らげ眠りを持続させる薬)
明日、退院することになった。
就職活動の自由度、金策、家族との関係、体力回復(強化)など諸々考え1か月で入院生活を切り上げることにした。
もちろん、ここで飲んでしまっては、それみたことか状態になるのであと2か月は絶対に飲めない。
というより、お世話になった看護師さんたちに申し訳が立たないので、飲めない。
ネタばらしになるが、入院先が国立の施設だったおかげで、看護師さんたちのレベルが非常に高かった(もちろん他と比較したわけではないが)。
最近の会社組織にありがちな、年齢バランスの崩壊現象もなく、士気も高い。
「飲まないでください。でも、飲んだら仕方ないので、正直に言ってください。」
という言葉(というより、治療や看護の考え方として徹底している)には、少なからず感動さえ覚えた。入院してまで飲んでしまう、そんな人間でも許して手を差し伸べる覚悟をしているわけだ。
何かこう、人間というものを信じてPublicに奉仕するって、こういう感覚だったなぁ、というのが共感できるのだ(とはいえ「単に飲んでしまった」、以上の理由で強制退院になるケースは、結構ある)。
最近は、周囲が「カネの匂いを嗅ぎ分けるのに長けた、強きにおもねる人間」ばかりで囲まれていたので、余計に新鮮だった。
※私企業だったらあたり前だろ、といわれそうであるが、そういう職場だったのだ。差障りがあるので、ディティールは書けない。
だから、自分がしてもらったことを考えると、ちょっともう飲めない。
明日からは、不安に胸を押しつぶされそうになりながら、デパスをボリボリ食べて、炭酸飲料とカフェインをゴクゴク摂取して、応募書類を書く生活が始まる。
そういう辛さを考えると、もう少し入院していてもいいかなという気分もあのだが、今は、自分の力で前に進んでいく生き方を身に着けるよう、神様から試されているのだろう。
まぁ、大げさに書いたが、外出訓練の延長だと思うことにしているので、ゆっくりやっていこうとは思う。
明日が、自分の意思で飲まない生活のスタートである。
↑入院せずに断酒成功されている方もたくさんいらっしゃいます。
ウツから復活(入院27日目)
[本日のプログラム]
・勉強会
・レグテクト(2錠×3:断酒補助薬)
・デパス(1-2錠:不安感を抑える安定剤)
・リーマス(2錠:気分の振幅を抑える安定剤)
-フルニトラゼパム(1錠:不安を和らげ眠りを持続させる薬)
今日は、何とかウツ状態から復活した。
木・金の外出/外泊と、その準備に随分集中していたので、疲れが溜まっていた。
ただ、ウツから復活したきっかけは、やはり昨日中に一応でも、やっつけるべきことをやっつけてしまったことが大きいと思う。
おかげで今日は、散歩&ジョギングを延べで90分はやっている。新記録だ。
筋トレもやった。
HDD復旧業者にも電話連絡して、追加作業を依頼した。
今日は、バッチリだ。
それにしてもである。昨日、一昨日を振り返ると、ウツ状態の波の時にアルコールなしで作業をすること、考えを整理すること(仕事のようにメカニカルにやるのではなく、自分自身の腑に落ちさせること)が、こんなにキツイものなのか、というのが実感である。
一方で、学習としては、
1.ウツのタイミングでもアルコールでラリらずに、やりすごす感覚がわかった
2.とりあえず今はクスリを使ってでも、こうやればアルコールに頼らないで済むんだ、という自信がついた
3.そもそも疲れている時は休むのが一番いい。どうしてもやらないといけないことがあるときは、エースピッチャーのごとく最少失点で抑える
ということか。
今日の勉強会では、40代からアルコール依存患者とそうでない人との間で、脳の収縮に違いが大きくなることを学習した。
3年断酒して、年相応の脳みその大きさに戻すのか、さらに3年飲み続けて若年性痴呆症へとまっしぐらに進むのか。
選ぶべき道は明らかである。
↑入院せずに断酒成功されている方もたくさんいらっしゃいます。
ウツ状態が続く(入院26日目)
退院したくなくなってきました(入院25日目)
[本日のプログラム]
・レグテクト(2錠×3:断酒補助薬)
・デパス(1-2錠:不安感を抑える安定剤)
・リーマス(2錠:気分の振幅を抑える安定剤)
-フルニトラゼパム(1錠:不安を和らげ眠りを持続させる薬)
実は、来週退院することが決まっている。
経済的に入院費の負担が大きすぎて、3か月フルで入院すると貯金が底をついてしまうのだ。
前にも少し書いたが、任意保険に入っていなかったにせよ、不惑を過ぎたオッサンが2桁万円の入院費を負担できないというのは、何ともトホホな話である。
義父に保証人になってもらうにはなってもらったが、まさか本当に負担してもらうわけにもいくまい。。。
しばらくは、通院治療にして様子をみることにする。
幸い、クスリをうまく使えば、たいがいは飲まなくて済みそうだ。
それよりも、退院後にはじめなければならない就職活動や生活費の工面を考えはじめねばならず、そちらのことを考えると、気分が非常にローである。
人生に悩みは尽きない、そしてこれからはその悩みにアルコールなしで対処しなければならない。もう、アルコールで問題を先送りにはできないわけだ。ああ、つらい。
(そもそも飲んでなければ、妻が実家に帰ったり借金任意整理したり、連続飲酒で会社に行けなくなったりとかしなかったわけなのだが。。。)
諸々考えると、退院したくなくなってきた。
看護師さん、みんなやさしいし。
社会の厳しさから切り離されたこの環境が、居心地良すぎるのだ。
何気にリピーターがちらほら混ざっているのもうなずける。
今日は、眠剤飲んだので、そろそろ落ちます。
おやすみなさい。
↑入院せずに断酒成功されている方もたくさんいらっしゃいます。
帰りもプシュプシュッとやられました(入院24日目)
[昨日のプログラム]
・レグテクト(2錠×3:断酒補助薬)
・デパス(1-2錠:不安感を抑える安定剤)
・リーマス(2錠:気分の振幅を抑える安定剤)
-フルニトラゼパム(1錠:不安を和らげ眠りを持続させる薬)
昨日は、午前中に大学での用事を終え、午後に家族と合流。
お寿司屋さんでランチ。
ノンアルコールビールをいただきました。
板前さんと、
「最近のノンアルコールビールは、おいしくなりましたよねー。」
などと話しながら、家族団らんと相成った。
帰りの新幹線でもやはり、列を挟んだ3列席で出張帰りのサラリーマンが小宴会をはじめてしまった。
もぅ、次から次にロング缶をプシュプシュやっている。
2本目もビールのロング缶でいく人もいれば、チューハイに変える人もいる。
まぁ、人としてどうかとは思うが、自分の断酒モチベーションアップのために、敢えて言わせてもらう。
「お前ら、そんなんだからダメなんだよ。」
※もちろんその方たちが本当にダメサラリーマンかどうかはわかりません。が、見た目いかにも、、、、、
無事、病院に戻って看護師さんたちが非常に喜んでくれた。
退院時期が近くなってきたが、これも断酒の励みになりそう。
とにかく今回の外出/外泊は、あっけないぐらい飲酒欲求が湧かなかった。
仕事上のストレス/プレッシャーがなければ、意外と大丈夫なもんだな、というのが実感でした。
仕事をはじめてしまうと、また別の話になるのだけれども、しばらくは今出してもらっている薬でなんとかなりそう、という手応えをつかめた外出/外泊になりました。
↑入院せずに断酒成功されている方もたくさんいらっしゃいます。
プシュッとやられました(入院23日目)
[本日のプログラム]
・検温
・腹部エコー検査
・レグテクト(2錠×3:断酒補助薬)
・デパス(1-2錠:不安感を抑える安定剤)
・リーマス(2錠:気分の振幅を抑える安定剤)
-フルニトラゼパム(1錠:不安を和らげ眠りを持続させる薬)
午後より、新幹線で移動。
無事、飲酒することなく宿に到着。
新幹線車内では、予想通りプシュッとやられました。
しかも、隣の席で。
ビールとハイボールをおいしそうに飲んでいらっしゃいました。
しかもチャーハンシューマイ弁当+チーカマという鉄板メニューで。
でも、隣の席のその彼は、まだ若いのに、正直言ってコロンコロンの体型。。。
ちょっとした勝利感に浸ります。
なので、飲酒欲求は全然大丈夫(一瞬ギクッとしたけど)。
看護師さんたちが用意してくれたお薬を用量・用法を守って服用していれば、きっと大丈夫なはず。
もう、眠剤を服用する時間です。
というわけで、本日は以上。
↑入院せずに断酒成功されている方もたくさんいらっしゃいます。